私は人に物事を教えることや、
上に立つこと、リーダーシップを発揮することが大の苦手だ。
しかし、今日の現場では私以外の方が今日の現場が初めてだったので、
何度か経験がある私が、少しだけ他の方を先導する役割を与えられた。
正直、メンバーなどは現場に着かないとわからないし、
指示をくれる方によってやり方も千差万別なため、
私は「その時の責任者やリーダーさんによって指示の内容は変わるので、
その都度確認して、その通りに対応するのが一番」ということを伝えた。
私が同じ現場で何回か経験はあるが、責任者さんやリーダーさんによって、
やり方考え方など違うことが多々あって混乱したからです。
なので、「今日はこういう指示なのでこのようにやりますが」と
前置きをつけた上で仕事のやり方を伝授したり、
今日の仕事の割り振りをお願いしたりしてみました。
正直、私も中間管理職のような中間ポジションなので、
しっかりとした指示は、上の人や経験のありそうな先輩方に仰いでいました。
私には、責任が取れるほどの力も実力も判断力もないからです。
これを自覚するのはとても大切なことでして。
自分を卑下するとは違い、自分の立場を弁えるという認識でいます。
自分の立場不相当のことを行なってしまうと、自分だけでは責任が取れない。
つまり上の人に負担をかけてしまうことになってしまう。
上の人は責任を取るからこそ上の立場であるとも言えるが、
余計なことをして自分自身の印象を落としてもいいこともないし、
不注意による危機管理がうまくできなかったことによって、
会社の信頼問題にも直結しては、今後自分の仕事にも大きく影響が出てしまう。
つまりは、何もいいことを産まないのだ。
そういう意味では、責任者であろうとなかろうと、
バイト中には、自分の一挙手一投足責任が発生していることは意識すべき。
当たり前で分かり切っていたことなはずなのに、
心がけて仕事に取り組んでいたはずなのに、
自分が教える立場になったとこで、改めて痛感した認識でした。
お客様に接する時とはまた違う神経の使い方で、
思わず背筋が伸びたような感覚でした。
これは一説によると私の性格だけでが要因でなく、
上の立場や責任者になることが負荷となり、あまり向いてないらしいのです。
ただ、今日の出来事によっていつもと違う見方が見えたことは、
視野が広がったり刺激になったり、結果的にいい経験になりましたが、
ただ神経すり減らして疲労感がすごいので、
出来ることならば、今後はなるべく避けたいものです…。