今の職場で働き始めて2ヶ月半ほど経つ、今日この頃ですが、
フルタイム・週5勤務の仕事に就いて2ヶ月が過ぎたという現状に、
私自身が一番驚いているのでした。
それと同時に、ここ数年の記憶を遡ってみると、
同じ職場でフルタイム勤務で働き続けているという状況なのは、
3年以上前の職場が、私が振り返れる記憶の中で一番新しいかもしれません。
ただし、そこでは軽いパワハラを受け、働き続けることが困難になり、
それ以降は異動先の職場にうまく適応できなくなって休職を挟んだり、
一度復帰するもまたうまく仕事や人間関係などに適応できなくて、
適応障害を再発してしまい再び休職、復帰できる見込みがなくて退職したのでした。
その後約1年の療養を経た後、主治医の許可を経て、
飲食店にて週3〜5日の短時間勤務のバイトを4ヶ月半ほどしておりましたが、
職業訓練校への通学が決まったことでシフトに入れなくなる事や、
店長さんとの関係性があまり芳しくなかったことでしんどくなり、
結局長続きする事なく、辞めてしまったのでした。
勤務時間も4時間半だったのもあり、今のフルタイム勤務とは違ったので、
この経験はノーカウントとさせてもらうと、
2ヶ月で終了した正社員時代よりも長く働けている現状に、
純粋に嬉しい気持ちの反面、驚きの戸惑いなどで感情がグチャクチャです。
これがまだ、全て今年の出来事なんだという事にも、
何だか実感が湧かなくて、心中複雑な気持ちでいっぱいなのです。
また、正社員時代に適応できなくて苦しんだ経験がきっかけとなって、
自分の障がいについての捉え方・対策の仕方などが変わった年でもあるので、
たくさんの「苦しかった」「しんどかった」と思った経験すらも、
今の生活の糧になっていると思えることが、唯一の救いです。
そして、後ろ向きに捉えていた「障がい」とも向き合って、
障害者手帳を取得したり、独学で知識を得るために勉強してみたり、
色んな自治体の福祉サービスに援助を受けながら支えてもらって、
今現在まで、何とか四苦八苦しながらも不器用に生きていたりします。
こうやって文字に起こして過去を振り返ってみると、
この約3年という期間が果たして長いのか短いのか、
何とも実感湧かないくらい、感覚が麻痺しているのかもしれません。
ただ分かることは、再び適応障害と診断されて、
その日の帰りに意識消失して緊急搬送されて絶望しながら退職したあの日から、
2か月半も働き続けられる仕事と職場に出会えた事や、
苦しみもがきながらも今現在まで働き続けているのです。
つまり、どん底からこの現状まで回復できたという事なのです。
半年前の私にとっては、思ってもみなかった現状に驚きもしますが、
頑張れてよかったなぁとも思え、湧き上がってくる嬉しさを噛み締めています。
しんどい気持ちだけに目を向けず、この嬉しい気持ちも大切にしながら、
日々の仕事や人間生活も頑張っていきたいところです。