最近、目標が一個できました。
目標が何なのか、それについては人前では言及しませんが、
その目標のために、色んなモチベーションが上がっています。
私の性格は、興味関心は幅広く、興味持ったら一旦始めてみるものの、
すぐに熱が冷めて、気づいたら熱中していたことに飽きてしまい、
せっかく準備や資金投資して始めても、技術などは身につかないことが多い人生です。
果たして、このアドレナリンが出ている状態は、
一体いつまで続くのかは私自身にも全くわかりません。
ただ今言えるのは、現状良い効果をもたらしている、ということです。
私のよくない特性として、仕事に私生活を蝕まれやすいところです。
仕事が自分の世界の中心になりすぎてしまい、簡単に飲まれてしまうのです。
別の言い方をすると、仕事以外のコミュニティに属していな故に、
自分の生きている世界が狭くて、簡単にしんどくなるのです。
学生時代なら、学校だけでなく色んなコミュニティがありました。
バイトだったり、趣味の友人のコミュニティだったり、
色んな方向を向いて、その都度目の前の目標に向けて頑張っていました。
いい意味で色んな環境を渡り歩いていたことで、
その都度、環境と同時に気持ちも切り替えることができていました。
ただ、これが社会人になってから一気に難しくなりました。
同じ環境で働くことが、人生のほとんどになってしまっているからです。
私は元々、同じ環境下で居続けることが苦手なんだ、と
社会人になってから痛感しました。
周囲の人の嫌な面がどんどん見えてきてしまう失望感、
自分に対して、周囲からの過度な期待や不満の感情を持たれる恐怖、
人間関係の構築下手によって、孤立していく孤独感、
色んな感情が渦巻く中、今日も今日とて死に物狂いで働いています。
今の職場環境は、恵まれている方なのはわかっています。
仕事内容も、その都度ポジション変更や仕事内容に変動はありますが、
基本的には決まった業務内容がルーティン化されていて、
「何かあったら上の人に聞く」という制度なので、
過去の職場よりも断然、快適なのです。わかってはいます。
でも、今の現場で働き始めて気づけば半年経っていました。
周囲から求められることも、次第に増えてしまいます。
その期待に応えられない自分にしんどくなり、精神が簡単に堕ちてしまいます。
小声で愚痴をこぼしている「声が聞こえるだけで過剰反応してしまいます。
普通のボリュームで名前は伏せていようと、内容に察しはつきます。
遠くから私に対してコソコソ文句や愚痴をこぼしているものも聞こえます。
こういう時には聴覚過敏によって、聞きたくないことまで聞こえてしまって、
嫌な特性が発揮されてしまうという、なんとも悪循環に苦しめられるのです。
言葉が全て聞き取れるほどは耳が良くないのですが、
話している断片的な内容から、自分のことか簡単に察しがつくものです。
だから、新たな目標によって、仕事の場で目の前の嫌なことから、
少しでも現実逃避できる時間ができたのは、個人的に嬉しいことなのです。
「これのために仕事を頑張る、お金を稼ぐ」というモチベーションになるのです。
きっと世間の皆さんはそうやって働いているのでしょう。
もちろん、その思考の理屈はわかっていますが、
私は長年その思考になれずに、自分で自分を苦しめる日々でした。
もう少し息をしやすく、体の力を抜いて身軽にして、
「仕事」という世界に捉われすぎずに、生き延びていきたいものです。