気ままな独り言。

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手帳持ちの思う事。

私は精神障害者保健福祉手帳の持ち主です。

そのため、使える福祉制度は活用して生活しています。

ありがたいことに、私の住んでいる自治体では、

一部の交通機関にて利用料金が割り引いてもらえるのですが、

その際には、手帳の提示が必須となっております。

 

今から私の話すこと、これは私の体感です。

被害妄想とも言えますが、私の感じた素直な思いです。

 

とある交通機関の方が、私が手帳を見せると、

その途端に声のトーンを落として対応してくるのです。

他の方には感じの言い方なので、最初は勘違いかと思いましたが、

通勤で使っているため、その方に何度か当た流ことがあるのですが、

その度に何度も同じように、トーンを落としての対応をされています。

流石にもう、勘違いではないなと思えるくらいには、

露骨な態度を取られているように感じます。

私が運賃の支払いにモタつくからでしょうか。

乗る時降りる時の挨拶もしますし、失礼なことをしているつもりはありません。

ここからは憶測ですが、手帳を持っている方に良い思いがないのかもしれません。

 

余談ですが、私の住んでいる自治体は割と福祉制度が充実しているらしく、

通勤時や他の時にも、交通機関を利用する際などに、

私と同じように手帳を所持されている方とご一緒する機会もあります。

私のように軽度で落ち着いた方もいれば、

強い座席へのこだわりや、大きめの独り言の癖の強さなど、

そうではない一種の問題行動とも言える行為を行う方もいるのも現状です。

私はあくまで軽度な障がいの程度なので、悪い意味でどっちつかずですが、

一方でどちらの感情や行動にも理解はできる立場となります。

特に本を読み漁ったので、自分と同じような発達障害の方の言動などは、

本当に少しだけではありますが、多少理解はできます。

 

つまり何が言いたいのかというと、

手帳保持者は障がいの程度は別として一括りにされてしまうんだ、という

一種の哀しみがあった、ということでした。

障がい度合いの重めの方と一緒にして欲しくない、というわけではなく、

障がい者=問題行動起こす、と一括りにされるのは悲しいと思ってしまうのです。

 

直接、口頭で指摘されたわけではありませんが、

手帳を活用して福祉制度の恩恵を受けるということは、

それだけの弊害も生まれるんだと、再認識する機会にもなりました。

 

障がい者に優しい世界、そんなものは存在するのでしょうか。

こう言ってしまうと、ある意味きつい言い方ですが、

当事者になったことで、周囲の目が厳しくなったこともまた事実です。

私は偽善者的思考の持ち主だから、自分自身は差別感情は持たないようにしてましたが、

やはり人間、自分に理解できない「障がい」という特性は、

必然的に嫌煙、そして嫌悪されてしまうのかもしれませんね。

私の両親もそんな感じですから、一般的思考に近いのかもしれませんね。

近親者がそんな風なので、周囲に期待することは減りました。

ただ、嫌悪感を露骨に見せられてしまうとしんどくなるよ、という話でした。